Microsoft Windows GDI+ の脆弱性の影響について
マイクロソフトでは、2008年9月10日付けで、
というセキュリティ情報を発表しました。
2008年9月現在販売しているバージョン 6.0の インストール CD に入っている
GDI+ (gdiplus.dll) は上記の脆弱性の対象となります。
ASTEC-X では Windows2000 に限って、
インストール CD から GDI+ (gdiplus.dll) をインストールするようになっています。
一方、Windows 2000 以外の、Windows XP、Windows Vista、Windows Server 2003 については、ASTEC-X が GDI+ のインストールを行うことはありません。
Windows 2000 で ASTEC-X をお使いの方は以下をお読みいただいて、
必要があれば対処をお願いいたします
Windows2000 をお使いの場合
緊急度について
ASTEC-X によってインストールされる GDI+ (gdiplus.dll) に関しては、 次の二点の理由から、緊急の対処を行う必要はありません
- ASTEC-X は gdiplus.dll を Windows のシステムディレクトリではなく、 ASTEC-X のインストールディレクトリへとインストールするため、 原則としてこの gdiplus.dll は ASTEC-X しか使いません。
- ASTEC-X は gdiplus.dll に対して上記脆弱性の対象となるような処理を行いません。
(画像ファイルを書き出す場合にのみ gdiplus.dll を使い、画像の読み込みや表示には使用しません。)
対処方法
上記のとおり、ASTEC-X の使用においては緊急の対応の必要はありませんが、 根本的な対処方法としては次の二通りがあります。
- インストールディレクトリにある gdiplus.dll を削除する
- 画面の取得機能 (画面イメージのキャプチャー機能) で Jpeg、PNG、GIF、TIFF (つまりBMP 以外)のフォーマットの画像ファイルの書き出しができなくなりますが、 画像ファイルの保存を行わない場合や、 BMP 形式の画像ファイルのみを保存する場合には gdiplus.dll を削除しても差し支えありません。
- 脆弱性問題に対処した gdiplus.dll と置き換える
- 上記の、
「マイクロソフト セキュリティ情報」のページ から、
新しいバージョンの gdiplus.dll を含んだセキュリティアップデートパッケージをダウンロードできます。
gdiplus.dll を置き換える具体的な手順を、 GDI+ (gdiplus.dll) の置き換え方 というページにまとめましたのでご参考にしてください。
Windows2000 以外の場合
Windows 2000 以外の、Windows XP、Windows Vista、Windows Server 2003では、
ASTEC-X が GDI+ のインストールを行うことはなく、
ASTEC-X は Windows 付属の GDI+ を使用します。
また、ASTEC-X 自身が Windows 付属の GDI+ に対して、
上記脆弱性の対象となるような処理を行うことはありません。
その他の情報
GDI+ (Graphic Device Interface Plus) と ASTEC-X の関係について
GDI+ は、Windowsでグラフィックス処理を行う "GDI" を拡張したもので、 Windows XP で採用されました。 ASTEC-X では、キャプチャーした画面イメージを、JPEG、PNG、GIF、TIFF (つまりBMP 以外)のフォーマット形式で保存する際に、 GDI+ の機能を使っています。それ以外には GDI+ の機能は使っていません。 また、GDI+ がインストールされていない場合にも、 ASTEC-X の X サーバーとしての機能には問題ありません。
上で述べたとおり、GDI+ は Windows XP 以降の Windows で採用されたもので、
Windows 2000 には標準では GDI+ は含まれていません。
そこで、ASTEC-X のインストーラーは、
Windows 2000 に ASTEC-X をインストールする場合に限り、
GDI+ を ASTEC-X のインストールディレクトリにインストールするようにしています。
このような理由から、Windows 2000 以外の、Windows XP、Windows Vista、
Windows Server 2003 には、ASTEC-X が GDI+ をインストールすることはありません。
脆弱性の対象となる GDI+ が含まれている ASTEC-X のパッケージについて
ASTEC-X 6.0 関連
- ASTEC-X 6.0の インストール CD-ROM
- 2008年9月10日まで公開していた「Ver6.0 アップデートキット」
- 2008年9月10日まで公開していた「Ver6.0 評価版」
なお、2008年9月11日以降に公開している「Ver6.0 評価版」、「Ver6.0 アップデートキット」には GDI+ は含まれていません。
また、「Ver6.0.08 修正パッチ」には、公開当初より GDI+ は含まれていません。
ASTEC-X 5.0 関連
- ASTEC-X 5.0の インストール CD-ROM (販売終了)
- 「Ver5.0 アップデートキット」(公開終了)
- 「Ver5.0 評価版」(公開終了)
公開中の ASTEC-X 評価版について (2008年9月11日現在)
2008年9月11日に、GDI+ を含まない ASTEC-X 6.0 評価版のパッケージを公開しました。
現在 (2008年9月11日時点) 公開中の評価版パッケージでは、
GDI+ のインストールは行われないため、
Windows 2000 に限り、Jpeg、PNG、GIF、TIFF の各形式で画像ファイルを書き出すことができません。
本ページの改定履歴
- 2008年9月16日
- 「脆弱性の対象となる GDI+ が含まれている ASTEC-X のパッケージについて」を更新しました。
- 2008年9月12日
- GDI+ (gdiplus.dll) の置き換え方 のページを公開しました。
- 2008年9月11日
- ・「脆弱性の対象となる GDI+ が含まれている ASTEC-X のパッケージについて」を追加しました。
- ・公開している評価版についての情報を追加しました。
- ・ページレイアウトの修正、既存項目のタイトル変更や文言の追補をしました。
- 2008年9月10日
- 本ページを公開しました。
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