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コマンドラインオプション

ASTEC-Xでは、起動時にコマンドラインでオプションを指定できます。コマンドラインで指定したオプションは、ASTEC-Xのコントロールパネルでレジストリに保存したオプションの設定に優先します。

コマンドラインオプションの使い方

コマンドラインオプションは次の場合に使えます。

ショートカットに登録する

ショートカットの登録内容にコマンドラインオプションを指定する方法は次のとおりです。ショートカットの作成方法については、OSのマニュアルを参照してください。

  1. ショートカットを右ボタンでクリックします。
  2. メニューの[プロパティ]をクリックします。
  3. ダイアログボックスの[ショートカット]タブをクリックします。
  4. [リンク先:]に登録されたプログラムの名前に続けて、コマンドラインオプションを入力します。
  5. [OK]ボタンをクリックして、入力内容をセーブします。

コマンドプロンプトで指定する

コマンドプロンプトからASTEC-Xを起動するとき、コマンドラインオプションを指定できます。バッチファイルの中でも同様です。
例えば、ディスプレイ番号2でXDMCPをブロードキャストモードにしてサーバーを起動するには、

c:\Program Files\astecx\astecx.exe :2 -broadcast
とします。
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コマンドラインオプション一覧

Xサーバー全般

-window モード

ウィンドウモードを指定します。モードには以下の文字列を指定します。

指定する文字列対応するウィンドウモード
singleシングルウィンドウモード
multiマルチウィンドウモード
fullフルスクリーンモード
virtual仮想スクリーンモード

:ディスプレイ番号

ディスプレイ番号を指定します。

-geometry 幅x高さ+X座標+Y座標

ASTEC-Xのスクリーンとなるウィンドウの左上のX座標とY座標、ウィンドウの幅および高さを指定します。このオプションはマルチウィンドウモードおよびフルスクリーンモードでは無効です。

-terminate

最後のクライアントとの接続が終了したときに、サーバーを終了します。

-manual

XDMCP, rexec, セキュアシェルを使わずにASTEC-Xを起動します。

-fp フォントパス

フォントパスを指定します。フォントパスはディレクトリを順に「,」で区切って記述します。

-config 設定ファイル名

指定された設定ファイルに保存されたオプション設定を使います。

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XDMCP接続に関するオプション

-query ホスト名

指定したホストにXDMCPのリクエストを送信します。

-indirect ホスト名

指定したホストにXDMCPのインダイレクトリクエストを送信します。

-broadcast

XDMCPのリクエストをブロードキャストします。

-class クラス名

XDMCPのクラス名を指定します。

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rexec接続に関するオプション

-rexec

rexecプロトコルまたはセキュアシェルプロトコルのログインウィンドウを表示します。どちらのプロトコルのログインウィンドウが表示されるのかは、レジストリの設定が反映されます。

-rhost ホスト名

rexecプロトコルまたはセキュアシェルプロトコルのログインウィンドウで表示されるホストを指定します。

-ruser ユーザー名

rexecプロトコルまたはセキュアシェルプロトコルのログインウィンドウで表示されるユーザー名を指定します。

-rcommand "コマンド"

rexecプロトコルまたはセキュアシェルプロトコルで使用するコマンドを指定します。

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セキュアシェル接続に関するオプション

-secsh ユーザー名

セキュアシェルプロトコルのログインウィンドウを表示します。

-shost ホスト名

セキュアシェルプロトコルのログインウィンドウで表示されるホストを指定します。

-suser ユーザー名

セキュアシェルプロトコルのログインウィンドウで表示されるユーザー名を指定します。

-scommand "コマンド"

セキュアシェルプロトコルで使用するコマンドを指定します。

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