AIX のコンソールとキーボードの配列を同じにする
ASTEC-X で AIX のホストに接続して、AIX ホスト側のかな漢字変換機構を利用する(= Windows の IME を使用しないで日本語入力を行う)場合、以下の現象が発生する場合があります。
- 「英数」キーを押しても「カナ」または「かな」状態から、「英数」状態 にならない。
- 「半角/全角」キーを押しても、「半角」・「全角」状態を切り替えるこ とができない
この現象は、ASTEC-X の一部のキーが発生するキーシムがコンソールのものとは異なる為に発生します。
この問題の回避方法は、以下の 2通りあります。
(なお、日本語106キーボードをご使用になっている場合にのみ以下の設定は有効です。)
- 設定アシスタント作成した設定ファイルから ASTEC-X を起動する場合
- 設定ファイルを使用しない場合
- ASTEC-X のコントロールパネルを起動し、 "キーボード" → "キーボード詳細" パネルを表示します。
- [キーマップファイルを起動時に読み込む] のチェックボックスにチェックをして、[参照] ボタンを押します。
- "ファイルを開く" のダイアログが開きますので、"aix.kmp" を選択します。
- [日本語入力] パネルで、以下の項目のすべてのチェックを外します。標準ではすべてチェックされた状態となっています。
なお、日本語入力のチェックを全てはずした場合には、 Windows の IME を使った、UNIX アプリケーションへの日本語入力は行えません。- kinput2プロトコル
- Ximpプロトコル
- XIMプロトコル
- 修正が終わったら [OK] ボタンをクリックして、ASTEC-X コントロー ルパネルを閉じ、ASTEC-X を再起動します。
→設定ファイルを作成する際に、"接続ホスト" パネルの "タイプ:" で "AIX" を選んでください。