CDEにログインした後、すぐにログイン画面に戻る
XDMCP接続で CDE環境にログイン後に、すぐにログイン画面に戻ってしまう場合には以下の点を確認してください。
/usr/lib/pt_chmod の属性および所有者の設定
"ls -l " コマンドで、
"/usr/lib/pt_chmod " の属性および所有者を確認してみてください。
"/usr/lib/pt_chmod "
は以下のように、属性が "---s--x--x" で、
所有者が root になっている必要があります。
% ls -l /usr/lib/pt_chmod
---s--x--x 1 root bin 4488 5月 7日 2002年 /usr/lib/pt_chmod
---s--x--x 1 root bin 4488 5月 7日 2002年 /usr/lib/pt_chmod
もし、上記のようになっていない場合は、root 権限で、
# chmod 4111 /usr/lib/pt_chmod
# chown root /usr/lib/pt_chmod
# chgrp bin /usr/lib/pt_chmod
# chown root /usr/lib/pt_chmod
# chgrp bin /usr/lib/pt_chmod
と実行して、属性と所有者を変更してください。
~/.dt のリセット
CDE 環境の標準設定では、前回ログインしたときの情報が
~/.dt 以下に記録され、
次にログインしたときにその情報が参照されます。
以前にコンソールから直接ログインしたことがあり、
その後 ASTEC-X でログインする場合に、
前回とは環境が異なるためにある種の不整合を起こしてしまい、
正しくログインできない場合があります。
このような場合には、以下のようにしてこれらのファイルを一旦削除し、
ASTEC-X で再度ログインをしてみてください。
- telnet などで UNIX ホストにログインし、 バックアップ用のディレクトリを作成します。
- ホームディレクトリにある
~/.dt/というディレクトリと、~/.dtprofileというファイルを、バックアップ用のディレクトリに移動します。
- ホームディレクトリに上記のディレクトリ及びファイルがない状態で、 ASTEC-X 経由でログインします (ログインすると、自動的にこれらのファイルは作成されます)。
ホストアクセス制御を解除する
コントロールパネルの "セキュリティ" の "ホストアクセス制御を行う" のチェックをはずして、ASTEC-X を立ち上げなおしてください。