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rexec接続、セキュアシェル接続でのノウハウ

ログイン時に、.login や. profileが読み込まれません

rexecやセキュアシェルによる接続では、 .loginや.profile などのログインスクリプトは自動的には読み込まれません。 したがって、login や .profile の中で設定してある内容はrexec やセキュアシェルによる接続では反映さません。 これは、ASTEC-Xの制限ではなく、rexecやセキュアシェル接続の一般の仕様です。

rexecやセキュアシェルで接続される場合は、.cshrc (cshの場合)や、.bashrc (bashの場合)の中に 必要な設定を追加したり、XDMCP での接続が可能な場合は、 XDMCP接続を試していただくなどしてください。

xtermの起動時にログインスクリプトを読み込む

xtermや、ktermなどxtermをベースに拡張された端末エミュレータでは、 起動時のオプションとして "-ls" オプションを指定することで、 ログインスクリプトを読み込んで端末エミュレータが起動します。

ASTEC-Xのコントロールパネルの"コマンド"欄で、以下のように指定して rexecやセキュアシェルで接続すると、 ログインスクリプトを読み込んでxtermが起動します。

xterm -ls -display %d
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デスクトップ環境を表示できますか

rexec やセキュアシェル接続では、コンソールからログインした場合やXDMCP接続をした場合と異なり、通常は、CDE や GNOME などのデスクトップは表示されません。
しかし、 rexecやセキュアシェルプロトコルで接続して起動したxtermなどの端末エミュレータからコマンド実行をして、CDE や GNOME などのデスクトップを起動することはできます。
以下は、各デスクトップ環境を起動するコマンドです。

CDE の場合/usr/dt/bin/dtsession
GNOME の場合/usr/bin/gnome-session
KDE の場合/usr/bin/startkde または
/usr/kde3/bin/startkde など
Xfce の場合/usr/bin/xfce4-session など

このようにコマンド実行によりデスクトップ環境を起動する方法は手っ取り早いのですが、お勧めするものではありません。 上述した各コマンドは、手入力等よる実行を想定していない仕様になっているため、特に終了時などに、正しく動作しないことがあるためです。
デスクトップが正しく終了できなくても特に差し支えないことがはっきりしている場合や、 手動でプロセスを適切に kill できる方などにしかお勧めできません。

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日本語が文字化けします

同じアプリケーションでもXDMCPで接続した場合には日本語が正しく表示できるのに、 rexecやセキュアシェルで接続した場合には日本語が表示できないという場合には、 Xのリソースが設定が不足している可能性があります。
冒頭に述べた、 ログイン時に、.login や. profileが読み込まれません のケースと同様、 rexecやセキュアシェルでの接続ではログインスクリプトが読み込まれないため、 X のリソース設定も行われていないということです。
rexec 接続時に dtterm で日本語が表示されない の内容をご参考にリソース設定を行ってみてください。

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xterm で日本語が表示できません

Solaris 9以降の Solaris に付属している xterm等の特殊なケースを除いて、 多くの場合 xterm は日本語化 (2バイトコード化) されていないので、 日本語表示はできません。 日本語を表示される場合は、kterm、rxvt、dtterm、gnome-terminal などをお使いください。 ただし、dtterm、gnome-terminal などではリソース設定を適切に行わなければ起動しただけでは日本語が表示できません。

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