Red Hat Enterprise Linux 6 の xterm 用フォント設定
Red Hat Enterprise Linux 6 に付属している xterm で日本語を表示するための設定です。
ASTEC-X 付属のフォントを使用する方法
- ASTEC-X のコントロールパネルを開いてください。
ASTEC-X の設定アシスタントで作った ASTEC-X の設定ファイル (拡張子が axp のファイル) から ASTEC-X を起動している場合は、 設定ファイルのアイコンを右クリックして "編集" を選ぶと コントロールパネルが開きます。
それ以外の場合は、Windows の [スタート] → プログラム → ASTEC-X → コントロールパネル で、コントロールパネルを開いてください。
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コントロールパネルの "フォント:" パスの欄に、"UniFont" または、
"C:\Program Files\ASTECX\UniFont"
という項目があるかを確認してください。
無い場合は、以下のようにします。
- [追加] ボタンを押すと、"フォントパス編集" というダイアログが開きます。
- [参照] ボタンを押すと、"フォルダの参照" というダイアログが開きます。
- "UniFont" フォルダを選択して [OK] を押してください。
- "フォントパス編集" のダイアログに戻ったら記述されている内容 (デフォルトでは C:\Program Files\ASTECX\UniFont) を確認して [OK] を押してください。
- "フォントパス" に、"UniFont" または、 "C:\Program Files\ASTECX\UniFont" が表示されていたら、 [OK] を押してコントロールパネルを保存終了してください。
- ASTEC-X を起動して Linux のホストに接続してください。
- gnome-terminal や xterm を起動して、そのコマンドラインから、
以下のコマンド入力を行ってください。
xterm -fn -gnu-unifont-medium-r-normal--16-160-75-75-c-80-iso10646-1
正しく起動できると、日本語表示ができます。
毎回、上記のオプションを入力するのは面倒ですので、 たとえば、alias に xterm を上記のように登録するなどしてください。
Linux のコンソールと全く同じフォントを表示する方法
xterm で使うフォントは、Linuxホストの /usr/share/X11/fonts/misc にありますので、 このディレクトリ全体を PC にコピーして ASTEC-X で使用するように設定してください。設定手順は基本的には上記と同様です。
ASTEC-X がインストールされているフォルダに、
たとえば、"RH-misc" というフォルダをつくり、
そこに /usr/share/X11/fonts/misc の内容をすべてコピーします。
あとは、上記の方法と同様に、ASTEC-X のフォントパスに
"RH-misc" を追加すれば結構です。