Solaris 10 への rexec接続
Solaris 10 の標準では、rexec接続のためのサービスは停止しています。 Solaris 10 で導入された SMF (Service Management Facility) の設定を切り替えることで rexec接続のためのサービスを起動できます。
設定方法
- Solaris 10 のホストにログインして root になります。
- コマンド "svcs -a" で、
サービスの状態を確認します。
# svcs -a | grep rexec
disabled 10:05:59 svc:/network/rexec:default
#冒頭の "disabled" により、 rexec接続のためのサービスが停止していることがわかります。
- サービスを起動します。
# svcadm enable rexec
#正しく実行されたら、なんらメッセージが出ることなく、 コマンドプロンプトが戻ってきます。
- サービスが起動できたか確認します。
# svcs -a | grep rexec
online 10:10:05 svc:/network/rexec:default
#online になり rexec接続のためのサービスが動作していることがわかります。
以降は、rexec接続ができるようになります。