BackSpace キーの設定について
ASTEC-X はキーボードを自動判定して動作するので、Windows のドライバが間違っていなければ、"BackSpace" と刻印されているキーのキーシムを間違うことはありません。
Back Space キーが効かない場合は、.login や .cshrc あるいは .profile の記述方法に問題があります。
BackSpace の設定方法
まず、BackSpace が割当てられていないか確認してください。 ASTEC-X で UNIX ホストに接続した後に、
を実行してください。表示結果の中に、
erase kill werase rprnt ..... ^H ^U ^W ^R .....
という行があれば、^H が erase に割当てられていることを表しています。 もし設定されていなければ、
を実行して下さい。^H は見たとおり、"^" と "H" を続けて入力して下さい。 これで、BackSpace が割当てられます。
BackSpace の自動設定
例えば csh をお使いの場合は .cshrc に次のような記述を追加します。
stty erase ^H
endif
.cshrc は CSH スクリプトの実行時にも読まれますが、そのような場合に stty コマンドを実行すると、パフォーマンスが低下したり、余計なエラーメッセージが出力されたりしますので、上記のように対話的に使われる場合だけ stty を実行するようにします。
"erase" 以外にも必要な設定があれば、次のように書くことができます。
UNIX ホストのコンソールと ASTEC-X に表示させた xterm で、それぞれ stty -a を実行した結果を比較し、ど のような設定が必要か確認して下さい。
ウィンドウシステムができる前、tty の設定は .login に書くのが常識でしたが、現在では .cshrc の中で interactive なシェルであることを判定して tty の設定をするのが適当です。