IPv6 での接続をサポートしているプロトコル
ASTEC-X バージョン 4.00 において、IPv6 による接続に対応しました。 IPv6 での接続をサポートしているプロトコル・接続方法は以下の通りです:
- X プロトコル
- セキュアシェルプロトコル
- rexec プロトコル
- フォントサーバー
X プロトコル
IPv6 に対応した X クライアントを、IPv6 経由で接続できます。
Solaris 9 付属の X クライアントが IPv6 に対応しています。また、XFree86 に対して KAME プロジェクトから配布されているパッチをあてることで、IPv6 に対応させることができます。
セキュアシェルプロトコル
IPv6 に対応したセキュアシェルサーバーに接続し、X クライアントを起動できます。IPv6 に対応したセキュアシェルサーバーとしては、OpenSSH があげられます。
rexec プロトコル
IPv6 に対応した rexec サーバーに接続し、X クライアントを起動できます。たとえば Solaris 9 に付属の in.rexecd が IPv6 に対応した rexec サーバーです。
フォントサーバー
IPv6 に対応したフォントサーバーに対して IPv6 で接続し、フォントの供給をうけることができます。 KAME プロジェクトによるパッチを適用した XFree86 では、フォントサーバーも IPv6 対応になります。