ASTEC-X 4.20 について
ASTEC-X 旧バージョンのページです。
最新の ASTEC-X については
ASTEC-X のページ
をご覧ください。
新機能
セキュアシェルのポートフォワーディング機能
ASTEC-X 本体に、セキュアシェルプロトコルのフォワーディング機能を実装しました。
ASTEC-X バージョン 3.20 から実装していた、セキュアシェルプロトコルを使用して X Window System を利用できる機能に加えて、X Window System の利用以外の通信でもセキュアシェルプロトコルのフォワーディングができるようになりました。
バージョン 4.10 からの主な変更点
機能強化・仕様変更
- Solaris 用の代替フォント設定を一部変更、追加しました。
Solaris 付属の Java アプリケーションでよく使われるフォントの対応が増えました。 - ASTEC-X が起動しているときに、Windows がサスペンドすることを抑止する機能を追加しました。
ASTEC-X の使用中に Windows がサスペンドして、結果として X のセッションが切れてしまうことを防ぎます。この機能は、コントロールパネルの [サーバー]-[サーバー詳細] パネルにある [Windows のサスペンドを抑止する] のチェックを外すことで無効にすることができます。
修正
- 内蔵ウィンドウマネージャを使っているときに、ウィンドウの上下関係を誤って認識する問題を修正しました。
- コントロールパネルで保存したパスワードデータが壊れる問題を修正しました。
- Xlaunch で表示するダイアログが後ろに隠れてしまう問題に対処しました。
- 円弧が X 方向、Y 方向とも 1 ピクセルずつ小さく描画される場合がある問題を修正しました。
- マルチウィンドウモード以外のウィンドウモードで、クライアントにステイタスが変更されたことを通知するイベントを返さない場合がある問題を修正しました。
- 一部の Java ツールでサブメニューが描画されない問題を修正しました。
- XDMCP の "接続先ホスト一覧" の中に、名前解決ができないホストが含まれていると、ASTEC-X が正しく起動できない問題を修正しました。
- コマンドラインオプション "-geometry" が機能しない問題を修正しました。