ASTEC-X 4.30 について
旧バージョンの ASTEC-X についてご案内しているページです。
最新の ASTEC-X についてはASTEC-X のページ
をご覧ください。
新機能
画像のコピーアンドペースト機能
ASTEC-X 本体に、画像のコピーアンドペースト機能を搭載しました。 X アプリケーションそれぞれのウィンドウごとのコピーアンドペーストのほか、 画面上の任意の矩形領域や画面の全体のコピーアンドペーストも可能です。 コピーした画像イメージは、クリップボードとファイルに出力できます。
バージョン 4.20 からの主な変更点
機能強化・仕様変更
- TrueTypeフォント使用時の高速化を行いました。
Windows の TrueType フォントを利用する際にネットワーク上を流れる情報を大幅に削減しました。 これにより HP-UX CDE 環境などのログインにかかる時間を大幅に短縮しました。 - Windows のサスペンド抑止機能を更に強化しました。
Windows がサスペンドに入ろうとした際に表示されるダイアログから、 サスペンドの抑止を解除できるようにしました。 また、タスクトレイに表示されるASTEC-Xのアイコンを右クリックして表示されるメニューでも、 サスペンドを抑止するかどうかを切り替える事ができるようにしました。 - 最初に起動されたXクライアントを終了した時にサーバーをリセットする機能をつけました。 この機能は、コントロールパネルの [サーバー] パネルにある、 [最初のクライアント終了時にサーバーをリセットする] のチェックを外すことで無効にすることができます。
- セキュアシェルのキープアライブ機能(Heart beat) セキュアシェル接続時に定期的にダミーのパケットを送出することにより、 無通信状態を検知してセッションやコネクションを切断する機器によって通信が切断されることを防ぎます。
- セキュアシェル接続の機能のベースを、OpenSSH 3.8.1p1 から OpenSSH 3.9.1p1 へ更新しました。
修正
- 接続終了時に DestroyNotify イベントを送らない場合がある問題を修正しました。
- SelectionRequest イベントを受け取っても SelectionNotify イベントを送り返さない場合がある問題を修正しました。
- Xlaunch を利用してセキュアシェル接続を行った時に、 マウスのグラブが外れなくなる場合がある問題を修正しました。
- 内蔵ウィンドウマネージャで、 一時的ウィンドウのプロパティがついたウィンドウに対して、 ウィンドウの上下関係の取り扱いの処理を間違える場合がある問題を修正しました。
- emacs のフレームを M-x iconify-frame (C-z) で最小化すると、 同じプロセスのほかのフレームも最小化してしまうことがある問題を修正しました。
- mule + canna を使用している際に、変換を開始すると mule のウィンドウからフォーカスが外れてしまうことがある問題を修正しました。
- 『全ウィンドウを隠す』の on/off を切り替えた際に、 ルートウィンドウが正しく再描画されないことがある問題を修正しました。
- ASTEC-X のセキュアシェル接続機能がサポートしていない認証方式しか 受け付けないサーバに接続すると、 『接続に失敗しました』ダイアログを出さずに ASTEC-X が終了する問題を修正しました。
- マルチモニタ構成の環境で、NetMeeting が起動していると、 ASTEC-X が起動できない問題を修正しました。