ロードバランス機能を利用した接続 − Linux ホスト側の設定
Linux ホストに対して、ASTEC-X のロードバランス機能を利用した接続 ("負荷の低いホストへの接続" の機能を有効にしている状態の接続) を行う場合には、Linux ホスト側の設定を切り替える必要があります。
Red Hat Linux 系のホストの場合
以下は、Red Hat Enterprise Linux 3 での設定手順例です。
- Linuxホストにログインしてください。
- rstatd (rpc.rstatd) がインストールされているかを確認します。 rstatd は、rusers-server-*.rpm という RPMパッケージに含まれています。
- portmap が動作しているか確認します。
ここでは GUI で確認してみます。 メインメニュー (赤い帽子) → システム設定 → サーバ設定 → サービス で "サービスの設定" パネルを開きます。 サービスの設定パネルの起動には root 権限が必要です。
"サービスの設定" パネルの左側の欄から portmap の行をクリックで選択して、 右下の "状態" の欄で、portmap (pid xxxx) is running...と表示されていれば portmap は動作しています。次の手順に進んでください。もし、"状態" の欄で、 portmap is stopped となっている場合は portmap が動作していませんので、起動します。 portmap の欄にチェックをして、[開始] ボタンを押してください。
"portmap start successful" と表示されたパネルが開き、[OK] を押した後に、 右下の "状態" の欄で、 portmap (pid xxxx) is running... と表示されていれば結構です。 - 引き続き、rstatd の設定を確認します。
同じく サービスの設定のパネルで、rstatd をクリックして選択して、 右下の "状態" の欄で、
rpc.rstatd (pid xxxx) is running... と表示されていれば rstatd は動作しています。"状態" の欄で、 rpc.rstatd is stopped となっている場合は portmap が動作していませんので、起動します。 portmap の欄にチェックをして、[開始] ボタンを押してください。
"rstatd start successful" と表示されたパネルが開き、[OK] を押した後に、 右下の "状態" の欄で、 rpc.rstatd (pid xxxx) is running... と表示されていれば結構です。