ASTEC-X 4.00 について
ASTEC-X 旧バージョンのページです。
最新の ASTEC-X については
ASTEC-X のページ
をご覧ください。
新機能
GLX エクステンション
GLX エクステンションは X Window System の 3次元グラフィックスで使われる描画命令です。GLX エクステンションに対応することにより、三次元描画を行う機械系 CAD アプリケーションや技術計算のプリ・ポストアプリケーションなど、OpenGL アプリケーションの高速描画が可能になります。
IPv6 対応
次世代のインターネットプロトコルとして IPv6 が注目されており、UNIX の事実上の標準ウィンドウシステムである X Window System でも、IPv6 化の検討が進められています。
ASTEC-X もいちはやく IPv6 に対応し、先進ユーザーのニーズに応えます。
→ IPv6 での接続をサポートしているプロトコル
バージョン 3.21 からの主な変更点
コントロールパネル
コントロールパネルの GUI を変更しました。
主な変更項目
- [XDMCP/REXEC] パネルにあった、接続方法に関する設定がそれぞれ分離しました。
- [一般] パネルと [その他] パネルにあった、ウィンドウモードに関する設定を、それぞれ分離しました。
- [一般] パネルにあった [終了時にウィンドウサイズを保存] オプションが、シングルウィンドウモードと仮想スクリーンモードそれぞれの場合で設定できるようになりました。
- [一般] パネルにあった [自動的にパニングする] オプションが、シングルウィンドウモードとマルチウィンドウモードそれぞれの場合で設定できるようになりました。
- [一般] パネルにあった [ウィンドウサイズを制限する] オプションが、シングルウィンドウモードとマルチウィンドウモードそれぞれの場合で設定できるようになりました。
ASTEC-X 3.21 以前の設定は、そのまま利用することが出来ます。
不具合の修正・その他
- 共通デスクトップ環境(CDE) に付属の「ファイル・マネージャ」を使ってファイル名を変更すると、2度目に名前の変更を行った際に「ファイル・マネージャ」が操作不能になる不具合を修正しました。
- XEmacs の Ediff を起動できないことがある問題を修正しました。
- LBX で接続すると OpenWindows のファイルマネージャが起動できない不具合を修正しました。
- Emacs に XIM で日本語入力すると、確定した文字列が表示されるまでに時間がかかることがある問題に対応しました。
- [バッキングストアを使用する] オプションの既定値を無効から有効に変更しました。
- コントロールパネルのフォントパスの既定値が、設定アシスタントで作成した設定ファイルと異なる順序となっていたものを統一しました。
- セキュアシェル接続にデータ圧縮のオプションを追加しました。
- rexec のパスワードを保存できるようになりました。
- インストーラを、Windows Installer 対応インストーラに変更しました。
- X11R6.6 に対応しました。